サイトを始めた頃は可哀想なキャラとかエピソードとか大好きだったんだけど、好きを通りこして次第に「やかましいわい!苦労してるのはあんただけじゃないよ、生きてりゃ誰だって大変だろうがよ」と反発を覚えるようになって、それでもやっぱりキャラの可哀想な要素を知るとどうしようもなく血が騒ぐのですが、あんまりおおっぴらに賞賛したくないという、難しいお年頃…。
エンヴィーのどこが好きって(一番は外見だけど)、その活発で明るい性格が可愛いと思うのですが、(ん…?明るい、かな?うんうん、明るいでしょ。)原作エンヴィーは読後しばらくして、ああ見えてあれは結構可哀想なキャラだったんだなと気づいて、じわじわ愛が深まっていったのでした。たぶん嫉妬っていう名前がいかん。他人の良いところを知れば知るほど自分を卑下して苦しくなるんでしょ。やだね。大変だね。あとエンヴィーの方ではあんなにお父様お父様言ってるのに、父親の方からはほとんど無視に近い扱いであろうことも哀れを誘うね。「冗談じゃないお父様の部屋まで焼かれてたまるかよ」は、この期に及んでそっちの心配かよ!ってつっこみたくなるんですがそういう解釈で合ってるんでしょうか。
原作のエンヴィーが多分お父様の嫉妬の化身みたいな位置づけだったのに対して、一期アニメのエンヴィーはなんとなく、単にコードネーム?的に嫉妬と呼ばれていたに過ぎない感じで、それでも嫉妬嫉妬呼ばれて自分でも名乗ってるうちに嫉妬深い性格にはなったというか…原作エンヴィーが嫉妬してるのはきっと自分以外のすべてだけど、一期エンヴィーが嫉妬してるのはおそらくエドに対してだけで、原作にくらべるとさほどがんじがらめな状況でもないよな~とか思うんですが、父親との関係においてはこれはこれですごく嫌なパターンで、エンヴィーはどこの世界でも父親運が抜群にツイてないキャラクターだと思います。
エドは母と自分たちを残して出て行った父親を10年くらいずっと恨んでるわけですが、一期エンヴィーはそれと全く同じ状況+αの仕打ちをされた上に、父親は別のところで子供を作ってて、それが父親にそっくりで欠損してるけど健康で、最終的にもホーエンハイムはエドには償いをしようと思ってたけれど、エンヴィーの方には何一つかえりみることはしてくれなかったわけで、なんだろうこの扱いの差は…。とにかく一期アニメのホーエンハイムはほんとダメダメ人間で、こいつがもっとしっかりしてればいろんな災難を回避できたはず。
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コードネームとか出てくると『レザボアドックス』っていう映画のシーンで、
ボス「コードネームは色の名前だ。お前がレッド、お前イエロー、お前オレンジ、お前ブルー、お前ホワイト、お前ブラック、お前ピンク、お前グリーンな」
「俺ピンクやだよ!」
「自分らで好きな色選ばせてくれよ!」
ボス「選ばせるとみんな黒を選びたがるから駄目だ!」
っていうのを思い出します。嫉妬はピンクに相当すると思う…。怠惰と暴食も大変そうだ…もし選べたら強欲に人気が集中、かなぁ。
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